投稿作品一覧（本）
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日常8月上旬。毎年恒例の商店街の夏祭りが開催された。2日目には、ついに浩太や茜たちのバンド発表の日となり、雅也も朝からレッスンスタジオに合流し、楽器の運搬をすることに。無事にバンド発表が終わり、翌日には佐代子が脚本演出を務めたミュージカルが上演される。雅也は音響オペレーターとして、舞台下手からメンバーたちを見守る。
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日常7月上旬に入り、観光協会委託事業の市民ミュージカルの一般キャストのオーディションが開催された。新聞や広報の効果もあり、午前と午後で合計63人もの人が参加。その中には、演劇経験者やモデル、三味線経験者、オペラ専攻の現役音大生など、芸達者な人たちが揃っており、雅也は唖然となっていた。
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日常浩太たちのバンドチームのマネージャーをしたり、ミュージカルの稽古の様子を見ていた雅也は、再びメンバーへ復帰したいと思うようになる。6月末、観光協会委託事業のミュージカルのメンバー向け先行オーディションの開催が決まり、雅也は佐代子にメンバー復帰とオーディション参加の要望を相談する。
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日常ゴールデンウィークが明けて間もなく、一度は頓挫した、地元小説家の作品を原作としたミュージカルの企画の話が動き出すことになった。総合プロデューサーとしては変わらず佐代子が担当し、運営陣は雅也と田所、そして東京から戻ってきたばかりの佐代子の娘・茉奈という顔ぶれとなった。一方、浩太はメンバー有志でバンドを組む準備をしており……。
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日常2019年4月。雅也はパフォーマンスグループの運営専任となり、舞台稽古の場から離れていた。夏に開催される市民ミュージカル開催のため、今度は佐代子が演出をすることになり、メンバーたちは励んでいた。そんなある日、雅也の元に、東京へ就職をした専門学校時代の後輩の明美から連絡が届く。
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日常メンバーの啓司のケガで、演出変更案を出した雅也。本番まで2週間を切り、茜や寿梨を含めて何とかどの演出でも対応できるようにしようと相談をする。啓司のケガは快方に向かい、ついに演劇祭本番の日がやってきた。佐代子や山中、田所が見守る中、幕が上がり、ついに雅也の初演出作品が、舞台で上演される。
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日常2019年の新春を迎えて間もなく、雅也はインフルエンザを発症し、新年最初の稽古を休むことになってしまう。翌週、インフルエンザから復帰した雅也は、佐代子や山中といった運営陣も同席する中、演劇祭の本番会場で通しリハーサルに臨むことに。さらに翌週のこと、雅也はメンバーの美央から、茜と浩太が付き合っているのではという質問を投げかけられて驚く。
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日常黒田市議の会報誌制作の仕事でひと段落をした一方、12月からは演劇祭のキャストが正式に確定し、通し稽古が始まった。衣装の選択も迷う雅也は、結局メンバーたちを頼ることに。年内最後の稽古が直前になり、カウントダウンイベントも間近となったのだが、そこへ演出助手の阿川から、阿川の妻でメンバーでもある緑が肺炎で入院するという連絡が入る。
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日常相次ぐメンバーの脱退や活動休止に追い打ちをかけるように、今度は2期生メンバーとして入った麦沢愛花も都合により、演劇祭に出られなくなってしまう。茜が心配する中、雅也は脚本を再度修正することに。一方、カウントダウンイベントにも出演することになった雅也は、メンバーたちと稽古を共にする。そんな中、佐代子が観光協会の委託事業の話を持ってくる。
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日常10月に入り、演劇祭に向けての稽古が本格的に始まった。しかし、演出経験のない雅也は、演技経験者のメンバーに対しての演技指導や演出が上手くできず、苦戦する日々を送っていた。結局、演出部という形が取られ、メンバーの昇平や直海が雅也の補助をすることになった。そんな中、大道具として使う木箱を制作することになったのだが……。