カモナシェアハウス 最終週「おかえり…ただいま…」#52 ドラマ

前回のお話です。 https://film-buyer.jp/scenarios/3014
あゆむ。 8 0 0 03/25
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第一稿

〇登場人物
・櫻庭宗介
・沢城千秋
・星七緒
・三柴雄太
・松本一樹
・古川紘
・長谷川なつき
・風祭時生
・竹野内亮
・ツバサ

〇『PART7』・中・ホ ...続きを読む
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〇登場人物
・櫻庭宗介
・沢城千秋
・星七緒
・三柴雄太
・松本一樹
・古川紘
・長谷川なつき
・風祭時生
・竹野内亮
・ツバサ

〇『PART7』・中・ホール
   空いた皿を片付けて持ってくる雄太。
雄太「なぁ、どう?」
   首を横に振る一樹。
   厨房の中を覗く雄太と一樹。
   宗介、千秋、亮が各自料理を作っている。
雄太「本当に、宗介さん辞めちゃうのかなあ…」
一樹「正式にって言ってたから、やっぱそうなんじゃない?」
雄太「何か…淋しいよな」
一樹「うん…」
亮「はい、エビドリア出来たよー」
雄太「うぃっす」
   雄太と一樹が、宗介と千秋の事を気にしているのを察する亮。
亮「ほら、今は、仕事仕事」
雄太「は、はい…」
亮「一樹も」
一樹「はい」

〇『ブルースカイ』・中(夜)
   カウンターで飲んでいる、雄太、一樹、亮。
ツバサ「んで、どうだった?宗ちゃんと千秋」
雄太「雰囲気最悪です」
ツバサ「まっ!今日店に行こうかと思ったんだけど、棚卸しあったり
 で忙しくて顔出せなかった」
一樹「今月いっぱいで正式に辞めるって言ってたし」
亮「それに、何か二人共意地張ってるようにも見えたわよねえ~…」
ツバサ「もう本格的に、アタシが顔出さないとダメみたいね…」
一樹「ママ…」

〇シェアハウス・リビング(夜)
   宗介達皆が集まっている。
宗介「何か…悪いな。皆集まってもらって」
紘「いいんだよ」
なつき「大事な話があるって言うから、集まらないわけにはねえ」
琉華「あぁ」
宗介「あのな、店に俺をスカウトしに来た人が居るんだ」
なつき「スカウト?」
宗介「俺が作って出したオムライスがえらく気に入ったみたいでさ。そ
 こから、その人が経営している店に来てくれないかって」
紘「えぇ!そんな事になってたのかあ」
琉華「それで、宗介は何て答えたんだよ?」
宗介「俺は、行くつもりは無いって答えた」
なつき「そっかぁ。良かった。ちーちゃんも宗ちゃんが居た方が心強い
 だろうし」
   七緒が千秋の顔を見ると、苦しそうにしているのが見える。
七緒「…」
宗介「それが、その千秋が俺を辞めさせて向こうの店へ行けって言って
 きたんだ」
なつき「えー!何で?」
宗介「さぁ(千秋を見て)俺が理由を聞いても、何一つ答えねぇし」
千秋「…」
宗介「まぁ何も言わねぇのが千秋の答えかなって思って、だったらもう
 いいやってなってさ辞める事にした」
紘「そんな…」
なつき「ちょっとちーちゃん、本当にそれでいいの?」
   黙って頷く千秋。
宗介「それで、もう一つ皆に伝えときたい事が」
琉華「何だよ、まだあんのかよ?」
宗介「店を辞めるついでに何だけど、ここも出ていく事にした」
千秋「え?」
   リビングの空気が固まったようになる
なつき「え?今何て…?」
宗介「あ?聞こえなかったのか?出て行くって言ったんだよ」
紘「何で?別に出て行くまでしなくっても…」
宗介「いや、そうしないと、何かさ…俺もまたスッキリして一から出直
 したいからさ」
七緒「宗介さん」
宗介「ん?」
七緒「本当にそれでいいんですか?」
宗介「あぁ…」
紘「宗ちゃん、落ち着けよー」
宗介「俺は、落ち着いてるよ。もう決めた事だから。話は以上。皆集ま
 ってもらって悪かったな」
   立ち上がり、リビングを出て行く宗介。
なつき「ちょっと、ちーちゃん。これ、本当にいいの?」
千秋「宗ちゃんが決めた事だから…俺は何もえないよ」
   リビングに居る皆の雰囲気が悪くなっていく。
   F.O

〇『PART7』・中・ホール
   雄太と一樹がセッティングをしている
   風祭が店に入ってくる。
雄太「すみません、まだ準備中…(風祭を見て)あぁ…」
風祭「準備中に申し訳ありません…あの、櫻庭さんは?」
   厨房から宗介が出てくる。
宗介「あ、どうもすみません。わざわざ来て頂く事になって」
雄太「え?宗介さんが呼んだの?」
風祭「櫻庭さんからの、ご連絡お待ちしておりました」
宗介「あっ、どうぞ」
風祭「はい」
   席に座る宗介と風祭。
   二人の様子が気になって厨房から顔を覗かせている千秋と亮。
風祭「それで、電話を頂いた話なんですけど本当にいいんですか?」
宗介「えぇ」
風祭「ありがとうございます」
   宗介の手を握って喜んでいる風祭。
風祭「本当に、ありがとうございます」
一樹「宗介さん。あっちの店に行くって連絡したから来たんだろうな
 あ…」
雄太「なんか、こうやって見るとショックだよな…」
宗介「あの、それで今日ってこれから時間は?」
風祭「もちろんありますけど」
宗介「良かったらフィロメーナの店内の様子とかスタッフに会う事っ
 て出来ますか?」
風祭「それは、もちろんです。これから携わって頂くお店の雰囲気や
 スタッフの皆にも櫻庭さん紹介したいですから…でも、今からって
 …今からですよね?こちらの仕事は…」
宗介「いいんです。俺の担当の仕込みは済ませたし、もう俺なんてこ
 こに居ても居なくてもいい存在みたいになっちゃってますから」
雄太「え?宗介さん上がるんですか?」
宗介「あぁ。もうやる事はやったんだから」
雄太「そんな…」
宗介「(千秋に)なぁ、いいよな?」
千秋「どうぞ…」
宗介「じゃ、俺用意してくるんで、外で待ってて下さい」
風祭「はっ、はぁ…」
宗介「じゃ、俺今日は上がらせてもらうわ」
千秋「…」

〇シェアハウス・リビング
   紘が上半身脱いでマッチョポーズをとっているのを模写してい
   るなつき。
なつき「紘、前よりマッチョになった?」
紘「あぁ胸筋を今、特に鍛えてるからなあ…ってなっちゃんが描くキ
 ャラにこんなやつ出てくんの?」
なつき「うん…ねぇ宗ちゃんさぁほんとに出てくのかなあ?」
紘「急に話変わった…」
なつき「どう思う?」
紘「うーん…出て行ってほしくない気持ちはあるけど…」
なつき「あーもうダメだ!」
紘「えっ(驚いて)えぇ!」
なつき「もう最終兵器にでてもらうしかない!」
紘「さ、最終兵器?ちょ、なっちゃん何を」
なつき「ブルースカイ行ってくる」
紘「えっ」
なつき「ツバサママに出てもらうの!」

〇『ブルースカイ』・中
   ツバサが店の準備をしながらなつきと電話で話をしている。
ツバサ「うん、PART7のメンバーから話は聞いてたのよ。ほんっ
 と、千秋何考えてるのかしらね…そぉ…そこまで話が行っちゃった
 の?全く…分かった、アタシ今からすぐ千秋のとこ電話するわ。
 なっちゃんも 来るんでしょ?うん。うん。分かったそれじゃあ
 ね」
   電話を切るツバサ。

〇『PART7』・中・厨房(夕)
   千秋と亮が料理を作っている。
   電話が鳴り、千秋が出る。
千秋「お電話ありがとうございます。PART…」
ツバサの声「(大声で)ハロー!」
   鬱陶しそうに受話器から耳を離す千秋
ツバサの声「ちょっとー!聞こえてる?」
千秋「聞こえてる。何か用?今忙しいんだけど」
ツバサの声「忙しいのは承知済みよ。だから手短に。仕事終わったら
 ちょっとこっちに顔出しなさいよ」
千秋「えぇ…ちょっと疲れてるから今日は真っ直ぐ家に帰りたいんだ
 けど」
ツバサの声「いいから、来なさい!来なかったらシェアハウスに乗り
 込むからね!」
   電話を切るツバサ。
   うんざりして電話を置く千秋。

〇『ブルースカイ』・中(夜)
   千秋が来る。
ツバサ「あらー、いらっしゃーい」
なつき「ちーちゃんお疲れ様」
千秋「何だ、なっちゃん仕事してたんだ」
紘「ちーちゃんお疲れー」
   カウンターには紘が座っている。
千秋「え?紘も居たの?」
   紘の横に座る千秋。
ツバサ「何飲むー?」
千秋「ビール…いやっウーロン茶でいいや」
ツバサ「何よ、お酒飲みなさいよ」
千秋「飲まない。ウーロン茶」
なつき「はいはーい。今作ります」
千秋「んで、何?話って」
ツバサ「うーんっとねえ」
千秋「どうせ、宗ちゃんの話でしょ?」
ツバサ「ビンゴ!何で分かるのよ」
千秋「何ででも」
ツバサ「まぁそっちの方が話は、早いわ。んで、宗ちゃんお店辞めさせ
 てどうすんのよ」
千秋「どうすんのよって…」
ツバサ「なつきの話じゃ、シェアハウスも出て行くみたいじゃない…ア
 ンタ本当にそれでいいの?」
千秋「もぅ、なっちゃん余計な事を…」
なつき「ごめん。でも、なんかこのままじゃダメな気がしたからさあ」  
千秋「いいんだよ。これで」
ツバサ「あーそぅ。千秋がそれでいいならいいけど。折角ノンケの宗ち
 ゃんが千秋を好きになって付き合う事までになったのに。宗ちゃんも
 千秋に振り回されていい迷惑よね」
千秋「…」
ツバサ「折角のいい出会いを千秋自ら手放すなんてねぇ…あっもう二人
 は別れたようなもんだからぁアタシがアタックしようかなあ宗ちゃん
 に。それでいい?」
千秋「ちょっと…」
   千秋がうっすらと涙を流している。
紘「ち、ちーちゃん。泣いてるの?」
千秋「良いわけ…ないでしょ」
ツバサ「…」
千秋「良いわけ、ないって言ってんの。俺だって、やっと宗ちゃんと付
 き合う事が出来たし、これからもずっと一緒に居られるって思って
 た。でも…」
ツバサ「でも?」
千秋「宗ちゃんの夢…壊すわけにいかないでしょ?俺が我儘言って宗
 ちゃんの夢壊すわけには…いかないだろ」
   千秋が泣いている。
ツバサ「やっと言えたじゃん」
千秋「…」
ツバサ「やっと、本音言えたじゃない」

続。

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