明治七年、園田テル子は、死別した夫の遺志を継いで、日本初の女代言人として活躍していた。流行の服装で馬を乗りこなし、弁舌鮮やかなテル子の行くところ、いつも黒山の人だかり、人はいつしか「女代言人テル・ソノ」と呼んでいた。渋沢栄一から依頼された明治通宝のニセ札事件の解明に向けて推理と得意の鞭を駆使して奮闘する。未確立な代言人(今の弁護士にあたる)制度の中、人間の自立に向けて果敢に行動していった一人の女代言人の物語である。
この脚本を購入・交渉したいなら
buyするには会員登録・ログインが必要です。
※ ライターにメールを送ります。
※ buyしても購入確定ではありません。
コメント
コメントを投稿するには会員登録・ログインが必要です。