カモナシェアハウス 最終週「おかえり…ただいま…」#55(最終話) ドラマ

前回のお話です。 https://film-buyer.jp/scenarios/3020
あゆむ。 9 0 0 03/28
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第一稿

〇登場人物
・櫻庭宗介
・沢城千秋
・星七緒
・三柴雄太
・松本一樹
・古川紘
・長谷川なつき
・聖川琉華
・竹野内亮
・ツバサ

〇シェアハウス・玄関・中 ...続きを読む
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〇登場人物
・櫻庭宗介
・沢城千秋
・星七緒
・三柴雄太
・松本一樹
・古川紘
・長谷川なつき
・聖川琉華
・竹野内亮
・ツバサ

〇シェアハウス・玄関・中(夜)
   千秋がドアを開けると宗介が立っているのを見て驚く。
千秋「そ、宗ちゃん…」
宗介「おぅ」
千秋「ど、どしたの?」
宗介「…」
千秋「宗ちゃん?」
宗介「帰って来た」
千秋「え?」
宗介「帰って来たんだよ。ここに」
千秋「宗ちゃん…」
宗介「フィロメーナ…クビになったから」
千秋「(驚いて)クビ?何で?」
宗介「ワケは後で話す。それより…入っていいか?」
千秋「入っていいかって…(嬉しくなって)当たり前でしょ?宗ちゃ
 んの家でもあるんだから」
宗介「じゃあ…」
   中に入る宗介に千秋が抱きしめる。
宗介「!」
千秋「宗ちゃん(嬉しくて泣きそうに)おかえり」
宗介「ただいま…」
千秋「良かった…帰ってきてくれて」
宗介「千秋」
千秋「良かった」
宗介「何だよ…自分から追い出すような事言っといて」
   泣いている千秋。
   宗介がそっと千秋の腰に手を回す。
   寝ぼけながら琉華が部屋から出てくる
琉華「あぁ、ねっみぃ…」
   玄関の方を見る琉華。
琉華「おぉ千秋、宗介おはよう」
千秋「おはよう…」
琉華「あ?」
  玄関を二度見する琉華。
琉華「宗介!」
宗介「おぅ、おはよ」
琉華「何で宗介がここに居るんだよ!」
   二階から紘となつきが降りてくる。
紘「おっはよー」
なつき「おはよう」
   紘となつきも宗介に気付く。
紘・なつき「宗ちゃん!」
   リビングからドタドタ音を立てながら七緒が走ってくる。
千秋「な、七ちゃん?」
七緒「(肩で息をしながら)帰ってくると思ってました」   
宗介「え?」
七緒「宗介さんが帰ってくるのをずっと念じてたので…帰ってきてくれ
 てよかったです」
宗介「お、おぉ…」
   宗介が千秋を見ると笑って頷いている

〇同・同・リビング(朝)
   皆で朝食を取っている。
琉華「しかし、この数日間一体なんだったって言うんだよなぁ。結局直
 ぐここに宗介戻ってきてんだもんなあ」
紘「まぁ、いいじゃねぇかよ。これでまたいつもの六人になったわけだ
 し」
琉華「まぁ、そうだけどさあ」
宗介「皆には、迷惑かけたって思ってるよ。本当にごめん」
琉華「そうやって、真剣に謝られると…何も言えねぇじゃん」
なつき「まぁまぁまぁ。宗ちゃんも無事にまたここに戻って来たんだし
 ブルースカイで宗ちゃんおかえり会しない?」
宗介「ちょ(笑う)もうちょっと気の利いたネーミングねぇのか?」
なつき「いいじゃん、ストレートで!後ツバサママも相当心配してた
 んだから」
七緒「いいですね。私も久しぶりにツバサママのとこへ行きたいなと思
 ってました」
なつき「電話してくる。どうせ、皆今日予定ないんでしょ?」
琉華「どうせって…」
なつき「暇でしょ?」
琉華「あぁ…」
なつき「はい、決まりー!じゃあ電話してくる!」
   リビングを出て行くなつき。
琉華「なんか一番なつきが楽しんでないか?この状況」
   皆で笑っている。

〇『ブルースカイ』・中(夜)
   シェアメンバーたちに加え、雄太、一樹、亮も来て談笑してい
   る。
ツバサ「はーいお待たせー!」
   両脇にシャンパングラスを抱えツバサが来る。
琉華「よぉ!待ってましたー!」
ツバサ「これ高くてさ、いつ店に出そうかずっと迷ってたんだけど遂
 に日の目を見る事が出来たわぁ」
   シャンパンをテーブルに置くツバサ。
ツバサ「ほんとさぁ。いい加減にしてほしいんだけど」
   宗介と千秋を見るツバサ。
千秋「え…」
ツバサ「あれだけ、アタシがちゃんと向き合って話し合えって言った
 のに、意地張って別れるような事しておいてさ。そしたらいつの間
 にか家に戻ってPART7にも復帰して、どうなってんのよ!」
宗介「すみません…」
紘「まぁまぁ、ママもそこまで言わなくても 」      
ツバサ「言いたくもなるわよ!ほんと真剣に心配してたアタシは一体
 何だったのよ。二人に振り回されて、もう心配なんてしないから
 ね!誰の心配なんてしないんだから!」
   力任せにシャンパンの栓を開けていくツバサ。
雄太「あぁ、これはママ酒飲む気満々だな」
一樹「間違いない」
宗介「おい、ツバサママ大丈夫なのか…?」
七緒「心配はいりません。今はツバサママあんな事言ってますが、す
 ぐに忘れて困ってる人見たら世話を焼きたくなるようになってま
 す。そういう星の下で産まれた運命なんですから」
ツバサ「こら!七緒、今私の悪口言ったでしょ!」
七緒「悪口だなんて…(宗介と千秋に)言い忘れましたが、ママは地
 獄耳ですので発言する時はご注意を…」
亮「はぁい。ママー皆にお酒注ぎ終わったわよぉ」
ツバサ「あら、いつの間に!じゃあ皆」
   それぞれグラスを持つ。
ツバサ「宗ちゃんおかえりなさい!はい!カンパーイ!」
皆「カンパーイ」
   それぞれグラスを合わせシャンパンを飲む。
千秋「あ、宗ちゃん」
宗介「ん?」
千秋「お酒大丈夫だった?」
宗介「あぁ…今日は大丈夫」
千秋「今日はって…宗ちゃん実は元からお酒飲めるクチだったんじゃな
 いの~?」
宗介「ちげぇよ。今日は…」
   宗介が皆を見渡すように見て
宗介「今日は、気持ちよく飲めそうかな」
紘「って、言って酔っぱらっても知らないぞー。まぁちゃんと介抱して
 くれる人が隣に居るから大丈夫かあ」
   と、言いながらシャンパンを宗介のグラスに注ぐ紘。
宗介「おい、紘入れすぎだって」
紘「大丈夫だから飲んじゃえって」
   雄太と一樹が来る。
雄太「今日は宗介さん潰しますからね」
宗介「ちょっと待て!」
一樹「俺達も凄く心配してたんですからね。はい!飲んでー!」
   雄太が注いだシャンパンを飲む宗介。
宗介「ヤバい!ピッチが速いから酔うって!」
   皆楽しそうに飲んで騒いでいる。

〇シェアハウス・二階・宗介の部屋・中(夜)
   千秋に支えられ、泥酔した宗介が入ってくる。
千秋「ちょっと。大丈夫?」
宗介「でーじょーぶだって!」
千秋「最初は気持ちよく酔えそうとか言ってたくせに、泥酔じゃん」
宗介「気持ちいいよ」
千秋「は?」
宗介「気持ちよく酔ってんじゃん!」
   溜息を付く千秋。
千秋「ほら、ちゃんと寝て。明日は宗ちゃんPART7復帰日なんだ
 から」  
宗介「分かってるって」
   一緒にベッドに倒れ込む宗介と千秋。
千秋「ちょっと!」
宗介「フフフ」
   笑いながら千秋にキスをする宗介。
千秋「ちょっと!酔ってキスされても嬉しくなんかない!」
   千秋を押し倒し、馬乗りになる宗介。
宗介「酔ってなんか…ねぇよ」
   千秋にキスをする宗介。
   千秋も、受けて激しく舌を絡める。
千秋「…」
   宗介の体に手を回す千秋。
千秋「宗ちゃん」
   顔を上げた宗介が目を閉じ千秋の体に突っ伏す。
千秋「そ、宗ちゃん?」
宗介「…」
千秋「え?(背中を叩きながら)ちょっと、宗ちゃん?」   
   宗介が鼾をかきだす。
千秋「は…寝てる?」
   宗介を見る千秋。
   気持ちよさそうに眠っている宗介。
千秋「ほんと…(笑って)しょうもな…」
   宗介に掛布団をかけ部屋の電気を消す千秋。
千秋「おやすみ」

〇同・一階・リビング(朝)
   宗介を除く皆で朝食を取っている。
   ドタドタ音を立てながら二階から下りてくる宗介。
宗介「やべ…二日酔い。使い物なんねぇぞ…」
七緒「大丈夫ですか?」
宗介「大丈夫じゃない」
琉華「まぁ、自業自得だよな」
紘「あれは、飲みすぎてたよなあ」
宗介「お前らが飲ませたんだろ!」
なつき「自分から飲んでたよねぇ」
千秋「宗ちゃん」
宗介「あ?」
千秋「二日酔いだろうが三日酔いだろうが仕事出てもらうからね」
宗介「わ、分かってるよ…薬…胃薬」
   キッチンへ行く宗介を見て笑っている千秋達。

〇『PART7』・中・厨房(夕)
   料理を作っている宗介と亮。
   ホールから笑顔で厨房を覗いている雄太と一樹。
千秋「オーダー入ったよー。宗ちゃんお得意のオムライス2つ」
宗介「おぅ」
雄太「やっぱり宗介さんはここで働いてるのが一番に合ってるよな」
一樹「うん」
   × × ×(時間経過)
   閉店後、着替え終わった宗介が来る。
宗介「お待たせ」
千秋「うん」
宗介「忘れ物ないよな?」
千秋「大丈夫」
宗介「よし、帰るか」
   笑顔で頷く千秋。

〇新宿の街(夜)
   沢山の人が行き来している中の宗介と千秋。
千秋「あぁ今日も疲れたー。早く帰ってご飯食べようー。お腹すいた」
宗介「そだな」
   さりげなく千秋の手を握る宗介。
千秋「え?宗ちゃん?」
宗介「何だよ。いいだろ…」
千秋「いや、嬉しいけど、人がいっぱいいるのに…」
   手を繋いでいる宗介と千秋を何人かが物珍しそうに見ていく。
宗介「周りの事なんか、関係ないだろ。大事なのは俺達の気持ちだろ」
千秋「宗ちゃん…(泣きそう)」
宗介「親が夜逃げして、居酒屋で潰れてたとこ千秋に拾ってもらって…
 その時に俺達の運命ってこうなるんだったんだろうな」
千秋「…」
宗介「帰ろう。皆待ってんだろ」
千秋「うん!」
   宗介と千秋の後姿。

終。

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