ぎゃあああ‥‥僕がね‥ずぅっとお母さんを‥‥‥
showedG お母さんまだかな
まだ帰ってこないかな‥僕眠くなってきた。
ある一人の同い年くらいの女の子が泣いていた。
両親は共働きで寂しいらしい。寂しく思っちゃだめだよ。僕がついてるからと言って慰めた夢が冷めていく。
お母さんまだかな。まだ帰ってこないかな。次は僕より年上のお姉さんにあった。
またあったねと言われた。あったことあったかな‥どうやら好きな人に別の彼女がいるらしい。諦めちゃだめだよと励ました。諦めなければきっとチャンスがあると。
お母さんまだかな。次にあったのは成人したお姉さんだった。どうやら彼氏がいるみたい。前はありがとう。あれから諦めないでアタックし続けて好きな人と付き合えることになったよと言われた。初対面なのに‥‥良かったですねと流した。お互いになかなか時間を合わせることができず困ってるみたい。時間は合わせるものじゃなくて作るもの。そっと約束しておこうと話しておいた。また夢が覚める。
お母さんまだかな。次にあったのは妊婦さんだった。お陰様で彼氏とあれから沢山時間を作れて結婚して妊娠までできた幸せって言ってた。触ってみなって言われた。触ったらドクンドクンシテタ。命って凄いでしょ?って聞かれて凄いって答えた!でも彼氏の事が不安みたい。僕がちょろって彼氏見てきて大丈夫だよちゃんとあなたの事心配してるって伝えた。やっぱり夫最高って言ってた。夢が冷めてく。
お母さんまだかないい加減飽きちゃったよ笑笑でも偉いから僕まつもん。次にであったのは子供が生まれた女性だった。あれから凄く大変だったんだよ〜って言われた。あれからと思ったけどお疲れ様です!って言っておいた。すっごく子供の事自慢してくれた。可愛くて仕方ないみたい。夫も家事を手伝ってくれて育児は大変だけどうまく言ってるみたい頑張ってと言っといた!。お母さんまだかな‥
次にであったのは泣いてる女性だった。なんで泣いてるのかは怖くて聞けなかった。でもずっと泣いてないで、前を向いてと言っておいた。あなたがずっと泣いてたら皆前を向けない。皆幸せになれないよ!と。ない手前を向いてお願いだからっていった。そうだよね私がずっと泣いてたら天国のあの子も悲しむよねって言ってた。前を向けるように頑張るよと。
夢が覚める。お母さんまだかな会いたいなお母さんに。
次にであったのは遺影の前で泣いている女性だった。僕と同い年くらいの子供がいるみたい。あれから前を向いてなんとか歩くことができたありがとうって言われた‥良かったって安心してなんで良かったと思ったんだろうと思った。きっと天国の息子さんも立ち直ってくれた貴方のことを喜んでみてくれてますよって言った。泣きながらありがとうって言われた。何故か物凄く嬉しかった。
お母さん‥‥会いたいよ‥もう‥涙ながらに眠る。そしてお婆ちゃんにあった。
お婆ちゃん)翔太なんでしょ‥
と怖がりながら‥
少年)翔太?そう僕は翔太。
今全部思い出した。僕は翔太。そしてこの前にいるお婆ちゃんは‥‥
翔太)帰ってきてくれたんだねお母さん。
涙ながらにいった。
翔太)ずっとずっとずっーと待ってたよ。
母)待っててくれてありがとう翔太。
お母さんはいった。そして僕の体が徐々に光に包まれていく。
翔太)もうお別れみたいだ。
母)翔太?どうして私が翔太って言ったから‥私の‥私の‥
お母さんはいった。
翔太)違うよ。僕はやっと安らかに死ぬことができるんだ。やっと。
母)翔太行かないで。
翔太)だめだよもうあと少しで僕は天国に行ってしまう。ついてきちゃだめだよ
って言った。
母)え‥
翔太)僕が天国に行ってもついてきちゃだめ。お母さんには待ってくれてるまだ見守らなきゃいけない大切な人たちができた。だから僕にはついてこないで。僕のできた唯一のプレゼントを無駄にはしないでと。
母)翔太‥
翔太)お母さん、お母さんと最後に会えて幸せだった。ありがとう。僕はこれで十分だから‥
母)絶対に迎えに行くから死んだあとだから待ってて翔太。
お母さんは言った泣きながらでも魂のこもった心の底からの声だった。
翔太)わかった。ずっと待ってるね。
僕は言った‥最後に
翔太)ありがとう
僕は‥消えゆく‥でもお母さんがでも最後に行った言葉は覚えてる。翔太元気でね。だって。わかったよ。絶対に天国でも元気にしてるから‥お母さん大好きだよ。
翔太とお母さん揃って)ありがとう
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