悪代官「叔父上が亡くなりそれがしも胃がいとうございます」
吉宗「で。何が言いたい」
悪代官「隠居しとう存じ奉ります」
吉宗「ならぬ。そちはあれほど民の生き血をすすってきた」
悪代官「くっ」
引き下がる悪代官
一方の主人公は子に恵まれ幸せそうに暮らしていた。
主人公「ほれ、たかいたかーい」
奥方「との、無理なさったら困りますわ」
-ぐぎぎー
ぎっくり腰だ。皆が大慌てでやってきた
一同「との。なじょしてこんな」
主人公「わりいなあ」
農民も次々に現れる。
主人公「みな、家族のようなもんじゃ。わしはなごうはないがのう、幸せじゃあ」
老中はがっくりうなだれて泣きべそをかいていた。
村人は集会を開いた
村長「なんかよいことがあればいいのじゃが」
子供1「そんなん簡単じゃあ。お祭りしかないじゃろ」
村人1「こりゃ、どうやってそんな」
子供たちは無邪気な笑顔を見せて集会所を飛び出した。
円陣を組み、盆踊りを始めた。
村人2「なんとまあ、かわいらしいこと」
村長「こりゃ、こうじゃ」
城外が騒がしいことに落ち着かない主人公が出ようとするも老中に見つかる。
老中「変装は皆の者知っておりまするぞ」
子供たち「おとのさまーーーー。お祭りじゃああ」
強引に腕を引っ張られるうちに腰痛が消えていく。みんな目を見開き泥だらけで踊り狂う。
奥方はそんな様子を愛おしそうに眺めていたら、手を引かれ、みなで踊り狂いだした。
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