理人「あ、初めまして。あなたはなんっていうお名前なんですか」
詩織はあっけらかんと見つめる。それがまた可愛い。
正雄はそれをみてからみにいこうとするがマスターに止められる。
詩織「望月…詩織。望月詩織です。」
理人「…ふうん、可愛い名前だね。僕は理人です。霧島理人」
詩織「素敵ね。なんかかっこいいわ」
メロンソーダを飲みながらほくそえむ。二人の距離が縮まろうとしていた。
カラオケの機械は意味をなさない。にぎやかしの大人たちがずっとカラオケで嬉しそうにずっとはしゃいでいた。ただ一人正雄はその様子をただならぬ雰囲気で見つめてはいたが。
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