ツッコミとボケ、挨拶

ツッコミ「いや一僕ねこう見えて高校サッカーやってたんですよ」
ボケ「お前の人生の最大の誤算だな」
ツッコミ「そうでもねえだろ！　でね僕ベンチだったもんでね。強豪サッカー部のキャプテンの熱い青春に憧れるんですよ」

ボケ「じゃあお前が強豪サッカー部の熱い青春を送っていた世界線に行ってみる？」
ツッコミ「お願いします」

と、ボケ、実況の真似をし、ツッコミ、フィールドにいるサッカー選手の身振りをし、準備運動をする
ボケ「さぁ始まりました全国高校サッカー選手権。実況は私、シュっと丸まった良い漢、蹴球亭丸次郎がお送りします」
ツッコミ「落語家！？」
ボケ「あ、ごめん。お前が強豪サッカーチームのキャプテンっていう世界線が無理ありすぎてこうなっちゃった」
ツッコミ「どうなっちゃってんだよ！…もういいやろう」
ボケ「さて、私立北学園のメンバーはトップに(ツッコミの名前)、FWに(ツッコミの名前×3)　MFに(ツッコミの名前×3)　DFに…」

ツッコミ「(遮り)全部俺！？」
ボケ「これぞスタンドプレー」
ツッコミ「11vs1って、始まるまえから何かしら負けてんじゃねえかよ…」
ボケ「まぁサムライなら戦うよな」
ツッコミ「そんな愚かじゃねえよサムライは！…あぁもういい！じゃあ俺がドリブルで抜きまくってシュ一ト！ゴ一ル！頼むよ！」
ボケ「心得た」

ツッコミ、ドリブルの素振り
ボケ「さぁ(ツッコミ)選手どんどん抜いていく！正に河童の川流れ！」
ツッコミ「……なんか違うけどいいよ！」
と、ツッコミ、シュ一トの体勢…が何かを持って下を見ているボケが途端に前に出てぶつかる

ツッコミ「いって！何だあんた！」
ボケ「あ、どうもPKOの者です」
ツッコミ「…なにそれ」
ボケ「peace keeping operation　略してPKO 世界平和の為に仕事してる者です」

ツッコミ「あぁなんか社会の授業で習ったような…なんでそんなヤツが出てくんだよ急に」
ボケ「あ、ここらへん地雷埋まってるで調べてるんです」
ツッコミ「やらすなそんなとこでサッカーを！…もうどいて！」
と一歩進んでシュ一トの体勢を取ろうとするが
ボケ「ドカ一一ン！！」
ツッコミ「え？」

ボケ「あ、爆発しました」
ツッコミ「しました、じゃねえよ！こんな近くにあるのになんで反応しないのそれ！え？俺死んだの？」
ボケ「死ぬわけねえだろバ一カ。地雷は元々敵兵を死なないように負傷させてその負傷した兵士を助けるために救援に向かわせて戦力を下げるためにあるんだよ」
ツッコミ「急に地雷小噺挟みやがった！」

ボケ「今の深イイ？」
ツッコミ「う一んまぁまぁ…じゃなくて！もういい！じゃあ延長後のPKを打つ俺！決まったら勝ち！それを祈る女の子のマネージャーやって！」

ボケ「う～ん」
ツッコミ「深イイとかぶせてくんじゃねえよ！」

と、ボケ、ベンチにいる女の子のマネージャーのふり
ツッコミ、PKの体勢
ボケ「頑張って！(ツッコミ)くん！」
ツッコミ「(頬を叩き)よっしゃ！」

ボケ(チャラ男1)「へ一あいつがキャプテン？」
ツッコミ「え？」
ボケ(チャラ男2)「なんかだせえなぁ。なぁマネちゃん」
ボケ(チャラ男1)「それな！顔もブサイクそうだし」
ボケ「いやホント同感」
ボケ(チャラ男1)「マネちゃんちゅ一」
ボケ「ちゅ一」

ツッコミ「こんなのマネージャーじゃない！」

ボケ「は？」
ツッコミ「こんなチャラついた大学サークルみたいな雰囲気のベンチある？」
ボケ「男女比3対2のね」
ツッコミ「そこ細かくなくていいよ」

ボケ「で？どうだった？」
ツッコミ「じゃねえよ！え？もう終わり！？」

ボケ「まぁこっからは製品版でお楽しみください」
ツッコミ「体験版だったの！？」
ボケ「お後がよろしいようで」
ツッコミ「なんもよくない！ってか急に落語家ひろってくんな！」
ボケ「あ、実はお後がよろしいようでってのはイイ落ちが付いた、という意味ではなくて次の出番の人の準備ができましたという意味らしいぞ」
ツッコミ「今度は落語小噺！」
ボケ「これもさっきの地雷のやつも全部チコちゃんでやってた」
ツッコミ「チコちゃんは為になるなぁ！！(ヤケクソ気味)」

ボケ&ツッコミ「どうも、ありがとうございした」