その夜、血まみれで街を走る南海夕(17)。アパートのベランダに干してあったTシャツを盗もうとすると、部屋の中にいた一人の少女、都築みう(5)と目が合う。荒れた部屋の中、汗だくで立っているみうに亡き妹の姿を重ねた夕は、思わず「一緒に行くか?」と声をかけるのだった。次の日、南海亮(45)、南海波音(7)の遺体が発見される。刑事の間宮零士(30)と平陽一(27)はこの家の長男である南海夕を容疑者として、捜査を開始する。果たして二人を殺したのは夕なのか。夕は一体どこに向かうのか。これは、償いの旅路である。
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