ハットフィールド・コメディーズ♯1 新しい恋愛 コメディ

南アフリカ・プレトリア。大学の旗章学者として働くオタク、男性セダーを中心に、友達のケビン、キャロライン、ヨハン、カレンと奇想天外な恋愛ありコメディ。
コール 40 0 0 09/22
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第一稿

虹の国「南アフリカ」、プレトリアのハットフィールドに住むセダー。仕事はプレトリア・チャルメル大学で旗章学者として勤務している。

──────── ハットフィールドキャンパス、 ...続きを読む
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虹の国「南アフリカ」、プレトリアのハットフィールドに住むセダー。仕事はプレトリア・チャルメル大学で旗章学者として勤務している。

──────── ハットフィールドキャンパス、第2教室。

1人の男性が、旗章学を生徒に教えている。

えー、この紋章はベンドという構成で出来てます。

話していると、ベルが鳴る。

では今日はここまで来週は日本の国旗について話すから、勉強しておくように。

生徒たちは話す最中に、すぐに教室からでる。

生徒たちが帰ったあと、学長がやってきた。

やあ、スミス博士。元気かな?

ケントリッジ学長、元気です。なにか用かな?

新しい講師が来た。だから紹介するから学長室にきてくれ。

分かりました。研究室よってから行きます。

そういうと、セダーは教室をでた。研究室に教本を置いて学長室に向かう。向かう途中人の男性に出会った。

やあ、セダー。

やあケビン、君も呼ばれたのか? 

まあね、新しい人って誰だろね?

さあね。

ケビン・バッケル、鉱物学博士でIQ179という驚異の人間。昔は地質学を齧っていた。セダーと一緒の「ハット・アルへ・マンション」に住む。

と、そこにもう1人男性に出会う。

やあ、ケビンにセダー。

やあヨハン。

と、セダーが答える。セダーがヨハンに話す。

君も呼ばれたのか? 

ああ、新しい人が来るらしいな!

と、元気よく話す。

ヨハンネス・ビスホップ、この男は水産海洋学者で、女性好き。ユダヤ系。親がドイツ系。
セダーとケビンは白人だが、ヨハンは黒人だ。

女性かな? 女性だと、いいな。

と、セダーが話す。

そうだな! ここ女性少ないからな!

ヨハンが答える。

なんで女性だといいんだ?

ケビンは2人に問う。するとセダーが答えた。

それはここが男だらけのはきだめだからだよ!

ふーん。そうなんだ。

3人は学長室につくと、ノックをして中に入った。
そこにいたのは学長と1人の女性。
セダーとヨハンは内心、めちゃくちゃ嬉しい。

来たか、紹介しよう。カレン・ローミンだ。

学長がカレンを紹介する。

カレンよ、よろしく!

カレン・ローミンはまだ博士ではなく修士だ。若く、まだまだ未来がある。仲良くしてくれ。とりあえず…… そうだな、スミス博士君が校舎の案内をしてくれ。

あ! はい! わかりました!

すると、2人を置いてセダーはカレンに校舎の案内をする。

学長室を出ると、すぐ近くにあるのは職員室。ここは職員たちの休憩場となっている。
コーヒーやウォーターサーバー、テーブル、ソファーなどがある。

そこから研究室にいったり、視聴覚室などを案内をした。

ところで、なにを研究してるの?

私は生物学よ。

へー! 生物学か、いいね! 

スミス博士は?

セダーでいいよ。僕は旗章学者だ。紋章や国旗を調べてる。

ありがとう! 旗章学者か、珍しいわね。

まあね。今日はこんな感じ、今日はもう閉館だから帰ろう。

そうだ! 今日、夜僕の部屋でディナーどう? ケビンも同じマンションなんだ。あと、ヨハンがくる。

いいわよ! 女の子はいる?

友達のキャロラインがいる。

そうなんだ! じゃあ行く! また夜ね、連絡するわ。

わかった! またね!

と、生物学研究室で別れた。今夜は友達と新しい女性のカレンと食べることになった。
セダーは一目みてカレンを好きになってしまった。
夜はマックを買って行くことにした。

仕事を終え、セダーとケビン、ヨハンはセダーのマンションに帰った。

セダーとケビンはお隣さんだ。その隣にキャロラインの部屋がある。このマンションは5階建てでセダー達は4階だ。
セダーは401号室、ケビンが402号室、キャロラインが405号室でセダーの向かいにある。


セダーたちが部屋に入ろうとした時、丁度キャロラインにあった。キャロラインも仕事終わりで帰ろうとしていた。

キャロライン・ウォトソン。このマンション近くにあるカフェで働く女性で、ウェイトレスをしている。比較的静かな女性。
愛読書が「青い鳥」だそうだ。金髪の可愛らしい女性。

この後、キャロラインを含め夜ディナーをセダーの部屋ですることにした。
歓迎会とようなディナーになるだろう。

その後、部屋で3人は話をする。セダーが先に話す。

そういえば、バンブルビーみた?

いやまだだ。バンブルビーどうだった?

と、ヨハンが言う。

それはネタバレ含む?

いいや。あらすじだけ。

そこにケビンが言う。

あれ面白いよね! 最後にゴールデンゲートブリッジを望む丘で2人は感傷的な別れを遂げるけど。あれは悲しい気持ちになったよ。

おい! なんで言うんだよ! 最後の結末を! 俺観てないんだぞ!

と、ヨハンはケビンに怒った。

いいじゃないか、始めと中間は言ってない。

まあまあ、もうカレンが来るからとりあえず紳士に振舞ってくれよ。

お前、あの子好きだろ。

と、ヨハンがセダーに聞く。

は? なに言ってんだか? でも可愛いよな、僕の子産んでほしい。

それはキモイ。

そこにキャロラインが部屋に入ってくる。

お疲れ様、みんな。お待たせ。ん? なんでそんな笑顔なの? セダーは。

何も無いよ。

と、セダーは答える。

そこにノックする音が聞こえる。

来た! いいか? 紳士にだぞ?

と、言った後にセダーは扉を開ける。ノックの主はカレンだ。
セダーはカレンを招きいれた。

愉快なディナーの始まりだ。

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