掃除機イブクロー。 ~ ヒーローはお前だった(@ ̄▽ ̄@;)!! ~ 日常

仕事の帰り道、俺(25)は保育園から高校までずーっといっしょに遊んでたお前(25)と たまたま何年かぶりに会ってファミレスで話をしたのはなし。
やまさきたかし 14 0 0 06/08
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第一稿

★登場人物 
俺  (25) 会社員
お前 (25) 会社員


〇駅 改札口 (夜)
改札口を出る俺。
俺を足早に抜き去るお前。
足早に抜き去る横顔がお前に似てい ...続きを読む
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★登場人物 
俺  (25) 会社員
お前 (25) 会社員


〇駅 改札口 (夜)
改札口を出る俺。
俺を足早に抜き去るお前。
足早に抜き去る横顔がお前に似ていて声を掛ける俺。

俺「よっ」
お前「…おぅ」
俺「久しぶりだな」
お前「だな」
俺「何してんの?」
お前「仕事の帰り」
俺「ふーん」
 「なぁなぁお前これから なんか予定あんの?」
お前「別にない」
俺「じゃあ 今から飯でも食い行こうぜ!」
お前「おう」



〇タイトル 掃除機イブクロー。
    ~ ヒーローはお前だった(@ ̄▽ ̄@;)!! ~




〇ファミレス(4人席)
ファミレスの店員「ご注文、決まりましたらお呼び下さい」
俺「はーい」
お前「俺はもう決まってるから」
俺「なに?」
お前「から揚げの特盛とフライドポテトの特盛、あとビール、中ジョッキで」
ファミレスの店員「はい、かしこまりました」
俺「お前、飯食えよ。」
お前「えっ」
俺「別にいいけど、俺は豚生姜焼き定食でお願いします。」
ファミレスの店員「かしこまりました」
「ドリンクバーはどうなされますか?」
お前「いりません」
俺「おいっ、俺はいる」
ファミレスの店員「かしこまりました。アルコールの飲み放題もありまが?」
お前「じゃあ それ」
ファミレスの店員「かしこまりました。アルコールはお持ちしますがソフトドリンクはあちらにご用意がありますのでご自分でお願いします。」
俺「オッケーイ」
 「じゃちょっとコーラとってくるわ」
頷き、ケータイを触るお前。

コーラを飲みながら話始める俺。
俺「久しぶりだな、マジで何年振り?」
お前「さぁ」
俺「お前高校卒業して、地元出ていかなかったっけ?」
お前「そう」
俺「戻ってきたの?」
お前「おん」
俺「こっちで就職したんだ?」
お前「おん」
俺「大学行ってないよな?専門だっけ?」
お前「そう」
俺「じゃあ俺より社会人、先輩じゃん」
お前「そーだな」
俺「俺は大学行ったから社会に出て3年目…」
 「もうさ、マジむかつく事ばっかなんだけど」
お前「へー」
ケータイを触り続けるお前。
俺「同期がさ3人いて、どいつここいつも先輩や上司の機嫌ばっかとって、バカばっか」
お前「へー」
俺「なんでさ、なんで…あーなんか仕事の事考えてたらイライラしてきた」
お前「…」
ファミレスの店員「お待たせしました、ご注文の品です。」
        「豚生姜焼き定食はお客様でよろしいですか?」
俺「はい、ありがとうございます。」
軽く会釈する俺。
ファミレスの店員「ビールはこちらの方ですね。」
軽く会釈するお前。
俺「とりあえず、久しぶりの再会にカンパイ!!」
お前「乾杯」
俺「お前は変わんないなー」
 「お前と飯食いに行くと昔から、から揚げ特盛にフライドポテト特盛、いつもそれじゃん」
お前「だな」
俺「飯食えよ」
から揚げを頬張るお前。
俺「でも変わったな、コーラじゃなくてビールになってんだな、今は」
お前「まーな」
俺「お前は仕事順調なの?」
お前「まーまー」
俺「まーまーか…クソ上司とかヘナチョコ後輩くんとか居ないの?」
お前「さぁー」
俺「さぁーって、まっお前らしいけど…他人に興味ないもんな」
お前「まーな」
俺「社会ってさ、どうにもならない事や変えられない事を受け入れられる奴が得すると思わねー?」
から揚げを頬張るお前。
俺「俺はさ、あきらかに黒なのに白だと言えないし白なのに黒だとも言えない。」
 「グレーにも出来ない」
から揚げを頬張るお前。
俺「それで最近、上司とバトってばっかでさ」
 「同期には揚げ足取られまくるし…後輩からは劣等生扱いなんだけど」
お前「変わらないな」
フライドポテトを頬張るお前。
俺「そーだよ、そーだよ、俺は昔から劣等生だよ。気に食わなかったら授業中でも暴れて、みんなの迷惑も考えないで好き勝手やって、やりたい放題してきたさ」
お前「知ってる」
から揚げを頬張るお前。
俺「だけど、真面目にやってない奴らに対してあーだのこーだの理由付けてカバってる奴の方が意味不明。そいつらに真面目にやれよ!って文句言ってなにが悪いの?そりゃ、いろいろあると思うよ。だけど1日24時間のうちの拘束時間9.5時間で実働8時間。たった8時間だぜ。マジでやってる方がバカみたいじゃね?」
 「まっ俺だってたまには失敗するし間違ってることもあるかもしれない。だけど、俺だけが悪いみたいでなんか納得いかねーわ」
 「…ってか悔しくてさ」
お前「変わらないな」
2杯目のビールを飲むお前。
俺「マジ、仕事辞めてやろーかな」
から揚げを頬張るお前。
俺「そーだな、辞めてやる!!けどさ、それじゃあ今まで戦ってきた俺が可哀想じゃない?どいつもこいつも見返したくない?」
フライドポテトを頬張るお前。
俺「あー負けたくねー。」
お前「ビールおかわり」
俺「そういやー、お前まだギター弾いてんの?」
お前「弾いてる」
から揚げを頬張るお前。
俺「俺はもう全然書いてないな…」
 「昔はお前が曲作って俺が歌詞書いて、バンド組んで…懐かしいな」
お前「な。」
俺「あのドラムやってくれてた奴何してんの?」
お前「さぁ」
俺「ベースの奴は」
お前「さぁ」
俺「そんなもんだよな。」
から揚げを頬張るお前。
俺「俺はきっと歌詞を書くことでこの溜め込んだフラストレーションを発散してきたんだろうな」
から揚げを頬張るお前。
俺「あーやっぱり俺、歌手になりてー!!!!」
フライドポテトを頬張るお前。
俺「いや、その夢はもう覚めてる」
から揚げを頬張るお前。
俺「いや、マジで今が嫌だってわけじゃないんだよ。中学生や高校生に戻りたいかって言われたら絶対嫌だし、やっておけば良かったと思うことも特にない…」
 「お前は戻れるとしたらいつに戻りたい?」
お前「ない」
4杯目のビールを飲むお前。
から揚げを頬張るお前。
俺「そっか…」
 「これからやりたい事なら山ほどあるんだけどな」
お前「へー、例えば」
フライドポテトを頬張るお前。
俺「例えば…」
お前「やべぇー!!!!!」
俺「なに?なに?どうした?」
お前「やべぇー う〇こしてぇー」
俺「はぁー!?」
 「あはははははははははははは はやく行って来いよ」
猛ダッシュでトイレに向かうお前。
俺「変わんねーな」

トイレから戻るお前。
俺「っでさ、お前はこれからなんかやりたい事ないの?」
お前「ある」
俺「おっ!! なに?なに?」
お前「恋がしたい。」
俺「ブハッ!あははははははははは、それマジで言ってんのかよ!乙女かよ!!」
また、から揚げを頬張るお前。
俺「あははははははははは、あははははははははは」
お前「フゥ、全部食った!」

〇レジ
ファミレスの店員「お二人で3214円です」
俺「いいよ、今日は俺が誘ったし奢るよ」
お前「サンキュ」
俺「ううん、いつものパーターンだな」
お前「だな」

〇ファミレスの出口(朝)
俺「そーいや、お前の連絡先教えろよ」
お前「変わってねーよ」

ケータイを取り出しお前に確認する俺。
俺「これか?」
お前「そう」
俺「じゃあまた連絡するわ」
お前「おう」

俺「っでさ、さっきは間に合ったの?」
お前「…」

すこし笑った俺。

俺「じゃあな」
お前「じゃあな」


〇俺の部屋
俺「あいつ全然変わってなかったな~」ニヤリ

〇お前の部屋
ケータイがライン♪と鳴りLINEを確認するお前。
お前「ううん!??」

〇俺の部屋
俺「なんか久しぶりに書きたくなってきた」
ケータイで歌詞を書き始める俺。

〇お前の部屋
お前「あははははははははは」
俺からの歌詞がLINEに送られている。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

掃除機イブクロー。
   ~ ヒーローはお前だった(@ ̄▽ ̄@;)!! ~

たまたま駅で友だちと
出逢ったからファミレスで 軽く飯でも食うか?
ノリは…いつものように

元気? 元気!
何年ぶり? さぁ忘れた。

ハズむ会話の中盤戦
どーしたの? う〇こしたい。と答えたお前に

バカッとトイレを指差し 腹抱えて笑ったよ。
何歳だよって…

いくつになっても変わらない
明日には忘れてるような 会話の中で 忘れちゃいけない
自分を見つけた気がする

何時? 3時!
あした休み? さぁ忘れた。

ハズむ会話の終盤戦
なにがしたいの? 恋がしたい!と答えたお前に

ブハッとコーラを吐き出し 腹抱えて笑ったよ。
乙女かよって…

いくつになっても変わらない
明日には忘れてるような 会話の中で 忘れちゃいけない
自分を見つけた気がする

あははははははははは、またな。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〇俺の風呂場
俺「ふぅー、なんか、身も心も軽くなった気がする~」
髪をバスタオルで拭きながら全裸でベットに向かい
ケータイでまたお前にLINEする俺。

〇お前の部屋
お前「変わらないな、アイツの歌詞のセンス…好きだけど」
俺から2通続けてLINEが届き確認するお前。

〇【俺のLINE文】
【俺、歌詞を書く事で溜め込んだフラストレーションを発散してきたって言ったけどさ…違ってた。胃がもたれそうなくらい食うお前に愚痴り、毒づいて、聞いているのかいないのか、ぜんぶ食い終わった綺麗な器を前に満足そうなお前を見て、帰るころには俺の心の器も軽くなってた】
【俺はいつもお前に吸食(スク)われる www】

お前「吸(ス)う?食(ク)う?で救(スク)われる!?だから、掃除機胃袋。ってことか…」
  「ダセー」
  「…好きだけど。」










〇俺の部屋(エンドロール後)
お前からLINEが届き確認する俺。
〇【お前のLINE文】
 【キッショ】
 【またな。】

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