山猫荘へようこそ 日常

ネコの女の子「ミキちゃん」が、アパートで奮闘する大家さん物語。
ヤマトタケル 4 0 0 05/23
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第一稿

脚本「山猫荘へようこそ」第一話 作:稲荷祐太

入稿:2018年9月21日
脱稿:2018年9月21日

(タイトル)
「ようこそ!山猫荘へ」

(主要登場人物)
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脚本「山猫荘へようこそ」第一話 作:稲荷祐太

入稿:2018年9月21日
脱稿:2018年9月21日

(タイトル)
「ようこそ!山猫荘へ」

(主要登場人物)
・ミキちゃん…主人公。


○アパート(昼)
山猫荘にキャスターを引いてくる女の子が一人。

ミキ「ここが山猫荘かー。」

ミキは山猫荘を仰ぎ見た。

ミキ「今日から新しい生活が始まるんだな。」

そして、アパートの敷地の中に入っていくミキ。

ミキ「がんばれ!猫山美樹!
   エイエイオー!」

ここでミキの述懐(モノローグ)が入る。

ミキ(OFF)「突然驚かしてしまってごめんなさい。
   わたし猫山美樹と言います。
   今日から私は上京して、大学に通いながら、アパートの大家さんになることになりました。」

○ミキの部屋(昼)

一階の大家さんの部屋に入るミキ。

ミキ「うわー!広ーい!」

思わず驚くミキ。

ミキ「大家さんのおうちってこんなにひろいんだ。
   へえー。
   うん?」

そこで壁にかかっている「大家の心得」に気が付くミキ。

ミキ「大家の心得…?」

そして、じっくりその張り紙に見入る。

ミキ「第一条 大家たるもの寛容さを忘るべからず」

ここで腕を組むミキ。

ミキ「へえ、おばあちゃん。こんなものまで作ってたんだ。
   なになに…。」

そして、続きを読んでいくミキ。

ミキ「第二条 家賃徴収は清く、正しく、潔く。
   うーん。よく分からないなあ。」

頭をかくミキ。

ミキ「そうだ!荷物がもう届くころだった!」

すると、引っ越し業者の車がやって来る。

段ボールでいっぱいになった部屋を見渡すミキ。

ミキ「うーん…ちょっといっぱい持ってき過ぎちゃったかな。
   でも、とりあえずお箸とコップだけは探さないと。」

そこで段ボール箱を開け始める。

ミキ「あっ、これ。お気に入りのマグカップだ。」

かわいい形をしたマグカップを見つける。

ミキ「これでコーヒーを飲んだらおいしいんだよな…。
   ジュル…。
   あっ!いけない。いけない。
   早く片付けないと。」

そして、また段ボール箱を漁り始める。

ミキ「あっ!フライパンあった。
   ということは…この中に…。」

そして、段ボール箱をごそごそ調べる。

ミキ「じゃじゃーん。
   クマさんミトン。」

クマさんの形をしたかわいいミトンを取り出す。

ミキ「これさえあれば、熱がりのわたしでも大丈夫だぞ。
   クマちゃん。今日からよろしくねー。」

体をくねくねさせて顔をすり寄せる。

ミキ「さ、これで大体片付いた…と。」

部屋の中が大体物で埋まったミキの部屋。

ミキ「あとは、カーテンの色とかをコーデしたいなあ。」

そこで窓辺まで行って窓を開けるミキ。

そして、大きく背伸びをする。

ミキ「うーん…。今日からスタートだ。がんばるぞ!」

ミキはベッドに横たわり、ウサギの人形を抱きしめた。

ミキ「よろしくね。ピョンちゃん。」

SE「ガサゴソ…。」

ここで、何やら黒い影がミキの眼中をかすめる。

ミキ「ハッ…もしや、あれは…。」

そして、ゴミ箱の裏からゴキブリが姿を現す。

○アパート(昼)
快晴の青空にミキの悲鳴が響き渡る。

ミキ(OFF)「ひゃ―――!だれか――――!
   助けてくださ―――――い!」

○廊下(昼)
ミキの大声に、一斉に住民が廊下の扉を開ける。

住民「なんだ、なんだ?」

住民「どうしたんだ?」

○アパート(昼)
山猫荘の看板のアップ。
ミキのモノローグが入る。

ミキ(OFF)「こうして、波乱万丈のわたしの大家さんライフがはじまったのでした。」


(終)

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