時空の英雄 ファンタジー

(全10回のあらすじ) 奈良の大神神社宮司の家系に生まれた主人公が、 闇の秘密組織が首都東京に人工的に発生させようとする大地震を、地球人の先祖であるプレデアス星団の宇宙人の助けと力を借りて、阻止する。 その間に、古代日本の秘密が次々と明らかになっていく。
緒方充林 116 0 0 08/13
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第一稿

登場人物
大和光一(30)会社員
奈良えみ(28)光一の恋人
宇宙人の棟梁
謎の男


○東京・街
   T・2017年12.25.15:00
   大和光一(3 ...続きを読む
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登場人物
大和光一(30)会社員
奈良えみ(28)光一の恋人
宇宙人の棟梁
謎の男


○東京・街
   T・2017年12.25.15:00
   大和光一(30)が瓦礫の町を歩いて
   いる。
   あたりには人々が倒れている。
   
○ 避難所の公園
  奈良えみ(28)が毛布にくるまって
  震えている。
  スマホのSNSから光一にメールを
  打っている。
えみ(メール)「だいじょうぶ?いま森田公園
 にいる。
   メールが返ってくる。
光一「わかった。いま、そっちに向かう」
えみ「気をつけて来てね」
光一「了解」

○ 東京・街
  ビルが崩れて、歩く光一の上に上から
  瓦礫が落ちてくる。
光一「わあーー」
   一瞬、閃光がする。

○ 宇宙船・中
  光一がベッドに横たわっている。
  光一が目を覚ますと、そこに宇宙人た
  ちが光一を見ている。
宇宙人A「目が覚めましたか」
   光一は起き上がろうとするが、体が動   
   かない。
宇宙人A「危ないところでした。いまあなた
 は、我々の宇宙船の中にいます。
 東京も大変なことになりましたね。
 しかし、この地震はこの地球上のある
 秘密組織が発生させたものです。」
   宇宙人Aが光一に触る。
   光一の体が動くようになり、光一が起
   き上がる。
光一「秘密組織?」
宇宙人A「そうです。その秘密組織は世界の
 主要都市のすべてに地震を発生させること 
 ができます。」
宇宙人B「来られました。」
    扉が開き、宇宙人の棟梁が現れる。
    宇宙人たちがうやうやしく礼をする。
宇宙人の棟梁「大和光一さんですね」
光一「はい。」
棟梁「あなたには、特別な使命があります。
 あなたはこの日本の神々の系譜を受け継い
 でいるからです。いまから、あなたをこの
 地震発生の三ヶ月前の東京に戻します。秘
 密組織の地震発生行動を阻止してくださ
 い。」
光一「僕がですか?そんなの無理です。  
 それに、あなた方がやってくれたらいいの
 ではないですか?」
棟梁 「これは地球人類自身が解決すべき
課題であり、私たちは直接手を出すことができ
ないのです。さあ、行きなさい」

○ 東京・街
  光一が街に立っている。
  あたりを見回し驚く光一。
光一「これはどういうことだ」
棟梁(声)「さあ、行きなさい。何かあったら、
   呼びかけてください。私の意識はあな 
   たのそばにいます」
   立ち尽くす光一。
   T・2017年9.25.15:00
   光一が腕時計を見ると、午後15時少
   し過ぎを指している。
   その腕時計は祖父からもらった不思議
   な紋章が刻まれたゼンマイ式の腕時計。

○ 東京・オフィス・中
  デスクでパソコンを見る光一。
  「秘密組織」の検索画面。その中の一
  つをクリックし、見ていくと。
  「東京支部は、渋谷のある場所」と書
  いてある。
  隣の同僚に声をかける光一。
光一「もうすぐ東京に大地震が起きるか
 もしれない。準備しておけよ。」
同僚「え?なに言ってんの?」
光一「とにかく、備えておけ。」
光一「俺、用事あるんで行くわ」
同僚「おい、今から会議だぞ」
光一「それどころじゃないんだよ」
   オフィスから出て行く光一。

○ 東京・渋谷・街(夕)
  街を歩く光一。
  スマホを取り出し、えみに電話する。
光一「もしもし、俺、三ヶ月後に地震が発
 生するかもしれない。気をつけて。」
えみ「え?どういうこと?」
光一「ある筋からの情報だ」
えみ「意味わからない」
光一「もし地震が起こったら、森田公園で落
 ち合おう。」
えみ「・・・うん、わかった」
光一「また連絡する」
   電話を切る光一。
光一(心の声)「秘密組織って、どうやって探
 せばいいんだよ。」

○ 東京・渋谷・裏通り(夜)
  歩く光一。
 
○ 同・地下街(夜)
  歩く光一。

○ 同・スクランブル交差点
  人混みの中に、黒いマントを着た
  外国人の謎の男が歩いてくる。
棟梁(声)「この男をつけなさい」
   光一が男とすれ違う。
   慌てて追いかける光一。
   男はどんどん行ってしまう。
   男が喫茶店に入る。
   光一も喫茶店に入り男の近くに座る。
   男がなにやら電話している。
謎の男(英語)「予定通りです。はい、わかり
 ました。」
   男が店から出て行く。
   光一も店を出る。

○ 同・裏通り(夜)
  男が歩く。追って光一も歩く。
  一軒のバーがある。電光看板に、
  「BAR秘密組織」と書いてある。
  男が中に入る。
  躊躇する光一。
棟梁(心の声)「入りなさい」
   店に入る光一。
   中には外国人たちが酒を飲んで、ダー
   ツを楽しんでいる。光一の顔の横を、
   ダーツがかすめ、壁に突き刺さる。
外国人A(英語)「ごめんよ」
   外国人たちが君の悪い目つきで、じっ
   と光一を見ている。
   光一が奥に進んでいくと、カウンター
   があり、さきほどの黒いマントの男が
   カウンターの中に立っている。
   光一はカウンターに座る。
謎の男(英語)「ご注文は」
光一(英語)「ウイスキーをロックで」
謎の男(英語)「それで、なにしにきた?」
光一(英語)「秘密組織の人だね?」
謎の男(英語)「そうだよ。看板通りだ」
光一「そうじゃなくて」
謎の男(英語)「そうだよ。三ヶ月後に東京
 で大地震が起きる」
光一(日本語)「なぜ、そんなことをするんだ」
謎の男(日本語)「世界を征服するためだ」
光一(日本語)「たくさんの人が死ぬんだ。や
  めろ」
謎の男「もう、手遅れだ」
   そう言って、謎の男が裏口から逃げる。
   光一は追いかけるが逃げられてしまう。
   光一の前に宇宙人の棟梁が現れる。
棟梁「高尾山にカギがあるので、薬王院に行  
   きなさい」
光一「え?東京の高尾山ですか?」
   棟梁が消える。

○ 車の中(夜)
  車を運転する光一。

○ 東京・高尾山・薬王院・外(夜)
  光一が境内に立っている。
  山伏が現れる。
山伏「お待ちしておりました。こちらへどう
   ぞ。」
   光一は案内されるまま、山伏に
   ついていく。

○ 同・本堂・中(夜)
  山伏が何やら巻物を持ってくる。
  山伏が巻物を広げるとそこに、
  東京の地図が描かれている。
山伏「ここに東京の地脈が描かれておりま
す。地脈は大きく4つに分かれており、
この東京の地脈の交差する箇所」
   地図が東京湾をクローズアップ。
山伏「そう、東京湾の地中深くに地震発生
装置が仕掛けられているのです。
そして、地震発生装置は、日本のあちこちに仕掛けられている。それをコントロールする秘密基地が存在します」
光一「それはどこですか」
山伏「それは日本の地脈の中心となる場所で
 す」   
  地図上の富士山がクローズアップ。
光一「富士山」
  山伏がうなづく。

続く

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