リーマンヒーロー大山常吉 コメディ

弱きを助け強きをくじく、人情深くて天真爛漫でめちゃくちゃ強いリーマンヒーロー大山常吉の日常。
緒方充林 33 0 0 06/05
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第一稿

人物
大山常吉(38)フレンド印刷のサラリーマン
山下二郎(40)大山の上司
河本誠司(40)大山の同僚

田中洋二(25)山本組組員
山本譲司(38)山本組組長、大山 ...続きを読む
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人物
大山常吉(38)フレンド印刷のサラリーマン
山下二郎(40)大山の上司
河本誠司(40)大山の同僚

田中洋二(25)山本組組員
山本譲司(38)山本組組長、大山の幼馴染
小川晴美(38)ラウンジママ、大山の幼馴染

陳士郎(35)中国マフィアのボス

杉田研二(45)警視庁長官、大山の幼馴染
山田一郎(45)自衛隊司令官、大山の幼馴染

不良A
不良B
不良C
不良D


①居酒屋・中(夜)
 大山常吉(38)が山下二郎(40)
 河本誠司(40)と酒を飲んでいる。
山下「大山、快晴堂の件、なんで 
安い値段で受けちゃうの?」
大山「社長がどうしても予算がないと
 言うもんで」
河本「うちはボランティアじゃないんだ
 からさあ」
大山「すみません!」
山下「ま、それが大山のいいところでも
悪いところでもあるな」
 × × ×
山下「そろそろ帰るか」
河本「そうだな」
 山下、河本が席を立つ。大山が続いて席
 を立つ。大山が微笑んでレジの女性店員
 に声をかける。
大山「ごちそうさま」
  女性店員が微笑む。

② 六本木の街(夜)
  千鳥足の山下と河本、大山が歩く。
  道の先で不良四人がたむろして、
  スーツを着た田中洋二(25)を取り囲んで
いる。
  それを横目にそそくさと
緊張した表情で通り過ぎる山下、河本。
一緒に通り過ぎる大山。
山下「やばいのがいるな」
河本「関わらないのが一番だ」
 大山が立ち止まり、山下と河本に、
大山「僕、こっちから帰りますので」
山下「そうか、じゃあまた明日な」
   山下、河本が行ってしまう。
   大山が元来た道を引き返し、田中に
   声をかける。
大山「洋二、どうかしたか?」
田中「あ、常さん、こいつらがぶつかってきて」
   大山、不良達に向かって、
大山「あの・・やめませんか?」
不良A「はあ?」
不良B「お前には関係ねえだろ」
大山「何があったか知りませんが、喧嘩は
やめましょうよ」
不良A「こいつがぶつかって来たんだよ」
田中「だから謝っただろ」
不良B「謝って済んだら警察いらねえんだよ。
大山「警察呼びましょうか?」
   不良Bが不良Cに首を振って目配せし、  
   不良Cが大山に殴りかかってくる。
   大山が体をかわし、不良Cのパンチを
   避ける。不良Cが何度も大山にパンチ
   を繰り出すが、全て空手の技で受けて
   しまう。大山の後ろから不良Dが鉄パ
   イプで殴りかかる。大山は体をかわす
   と、不良A、Bも不良C、Dとともに
   大山を取り囲む。再び、不良Dが大山
   に鉄パイプを振り下ろす。次の瞬間、
   大山は不良Dの顔面に正拳突きを入れ、
   続いて不良Cの大腿に下段廻し蹴りを
   入れる。すると、不良C、Dはその場
   に倒れ呻き声を上げる。不良A、Bは
   後ずさりして逃げる。
   大山が田中に声をかける。
大山「大丈夫か?」
田中「助かりました。常さん」
大山「お前も大変だな」
田中「いま堅気に手出したらシノギなくな
 ちゃいますからね
大山「俺はリーマンだからその点気にしなくて
 いいからな」
田中「会社にばれたらどうすんですか」
大山「そんときはそんときだ」
  大山は大声で笑う。

③六本木の街(朝)
T「半年後」
   ジャンパーを着た大山がゴミ袋とゴミ
   ばさみを持って、ゴミを拾っている。
   老人が通り過ぎる。
老人「精が出るねえ」
   大山、微笑んで、
大山「おはようございます!」
   大山が不良A、B、C、Dに
大山「もっとちゃんと拾えよ」
不良A「はい!」
大山「お前らたまには良いことしなきゃな」
   不良Aが頭を掻きながら
不良A「そうすね。常さん」
不良B「あんときの常さん、すげえ強かった
 かったすよ。絶対叶わねえと思いました」
大山「相手が弱かったらどうすんだ?お前は」
不良B「・・・」
大山「だからお前はダメなんだ!いいか、男は
 弱きを助け強きをくじくもんなんだよ!」
不良B「すみません!」
不良A「でも、こうやって世間のために何か
 するのもいいすね。なんか俺たちでも役に 
 立つんだなって気がしてきて」
大山「おう。わかってきたか!」
   大山が思い出したように腕時計を見る。
大山「あ、やばい」
   携帯で電話かける大山。
大山「すみません。ちょっと寝坊してしまっ
 て、すみません・・・はい。」   
大山「ごめん、会社行くわ」
不良A「いってらっしゃい」
   歩き出す大山の前に、山本譲司(38)  
   と子分数人が現れる。     
山本「よう、おはよう!常ちゃん」
大山「あ、譲ちゃん、また朝帰りかい?」
山本「徹マンでな」
大山「もう若くないんだから、体に気をつけ
 ろよ」
   そこに田中がやってくる。大山に会釈する、
田中が山本に
田中「組長、あの件わかりました。中国マフィアが
 絡んでいるようです。」
山本「やっぱりそうか」
   田中、不良A、B、C、Dを見て、
田中「あ、お前ら!あのときの!」
不良A「あ、てめえ!」
大山「やめろ!」
山本「洋二、なにかあったのか!」
田中「いや、前にこいつらが街で俺にからんできたのを
 常さんに助けてもらったんです」
山本「ヤクザに絡むとはいい度胸だ」   
   田中が拳銃を取り出そうとする。
大山「譲ちゃん!やめろ。」
田中「組長、やばいっす。サツに見つかったら、
 組がえらいことになります」
大山「・・・そうだな」
   大山、不良A、B、C、Dに向かって
山本「お前ら、どう落とし前つける気だ?」
大山「こいつら俺にやられてから、
 ボランティアも手伝ってくれてるし、反省
 してるから、俺の顔に免じって許してやっ
 てくれ」
不良A、B、C、Dが土下座する。
不良A、B、C、D「すみませんでした!」
山本「わかった」
   山本、不良達に向かって、
山本「こんどはただですまねえぞ」
山本、再び拳銃を取り出そうとする。
大山「だから、やめろって!バカか、お前は!」
   大山、山本に拳を振り上げる、
   山本、怯えて、
山本「ごめん、常ちゃん」
田中「こいつ、親父がヤクザのくせに小さい時か
ら喧嘩弱くて、いつも助けてやってだんだ」
山本「それを言うなって」
   田中と不良達が唖然としている。
不良達「すみませんでした!」
   不良達が山本と田中に深々と頭を下げる。
不良達「すみませんでした!」
   大山が腕時計を見る。
大山「やべ、完全に遅刻だ!」
      
④フレンド印刷 オフィス・中
   大山が山下のデスクの前に立っている。
山下「大山、見積のここ、なんでこんな
 に安いの?」
大山「先方が予算がないと仰っていまして」
山下「またかよ!」
大山「このお客様はお店を立ち上げられたば
 かりで頑張ってらっしゃって、少しでもお
 役に立てればと思いまして」
山下「ダメ!やり直し!」
   大山が自分の席に戻ってくる。
   真向かいに座る河本が大山に、
河本「お人好しにもほどがあるよ」
   そこに陳士郎(35)とその手下達が、   
   機関銃を持って入ってくる。
陳「こら、大山、こないだはよくもやってく
 れたな」
   大山、中国マフィア達に機関銃を向け
   られ取り囲まれる。
山下と河本は震えている。
大山「大丈夫だから気にしないでください」
山下「これが気にせずにいれる状況か?」
大山が陳と手下達に連行されて行く。

④中国マフィアのアジト・中
   大山が椅子に体を縄で縛られている。

⑤警視庁・警視庁官室・中
   杉田研二(45)が電話で話している。
杉田「なに?常ちゃんが?」

⑥自衛隊・基地・司令官室・中
   山田一郎(45)が電話で話している。
山田「え?常ちゃんが?」

⑦山本組・事務所・中
   山本が電話で話している。
山本「なんだと!常ちゃんが?」

⑧六本木の街(昼)
   空から自衛隊のヘリコプターが約三十    
   機、陸路から戦車約約十機、パトカー    
   約百台、黒塗りベンツ約百台が六本木
   に向かってやってくる。

⑨中国マフィアのアジト・中
   山本、田中と子分達、機動隊、自衛隊
   が突入、陳と手下を機関銃で取り囲む。
山本「常ちゃん、助けに来たぞ!」
大山「あ、譲ちゃん、ありがとう」
   唖然とする陳と手下達。
   
⑩同・外
   大山と山本が出てくる。
大山「今日はありがとな!じゃあ仕事戻るわ」
山本「おう、がんばれよ!」
   山本に手を振って走り出す大山。

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