恋に落ちるスピード 第2話[友達の作り方] 恋愛

恋に落ちるスピード第2話!前回では同じ帰り道の2組の子に話しかけ、そこから…今回のタイトルは「友達の作り方」!友達100人できるかな♫あなたには友達はいますか?そしてその友達は本当に信用できますか?
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第一稿

_帰り道_
〈あーあ、1人かー寂しっ。あっあれ2組の子だ。話しかけて仲良くなろっと〉
(ヒナ)ねえねえ2組の子だよね
(サナ)はい!
(ヒナ)電車で帰るよね?
(サナ)う ...続きを読む
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_帰り道_
〈あーあ、1人かー寂しっ。あっあれ2組の子だ。話しかけて仲良くなろっと〉
(ヒナ)ねえねえ2組の子だよね
(サナ)はい!
(ヒナ)電車で帰るよね?
(サナ)うん
(ヒナ)一緒に帰らない?
(サナ)あ、うん。いいよ!
(ヒナ)やった、ちょうど1人で寂しかったんだよね。
(サナ)私も私も!
(ヒナ)私1年1組9番茅野陽菜!これから仲良くしてね
(サナ)私1年2組3番石川咲奈です。よろしくね
(ヒナ)サナ・ヒナでなんか双子みたいだねw
(サナ)そうだねwなんか面白い
(ヒナ)でもよかったー
(サナ)ん?
(ヒナ)いや、話しかけて拒否られたりしたらとか思ってw
(サナ)そんな拒否るわけないじゃん。話しかけてくれて嬉しかった
(ヒナ)そう?それはよかった
(サナ)うん
_翌日_
(カホ)ヒナー昨日はごめんね
(ヒナ)全然全然
(カホ)そかそかよかったー
(ヒナ)どうしたの?なんかいいことでもあった?
(カホ)それがねー
(ヒナ)うんうん
(カホ)昨日の美術の補習でね…
_回想_
《あーあー美術の補習とか最悪、早く終わらせて帰ろっと》
_ドアを開ける_
〘カホ〙え、
〘美術の先生〙おー二宮遅いぞ。じゃああそこの席な
〘カホ〙あ、はい
_カホが席に着く_
〘カホ〙ま、マナトくん?
〘マナト〙おー、
〘カホ〙マナトくんも補習?
〘マナト〙うん。カホも?
〘カホ〙うん
〘マナト〙ってか俺らだけ?
〘カホ〙そうみたいだね
〘マナト〙ふーん
〘カホ〙私と2人だけ嫌だった?
〘マナト〙いや、別に
〘カホ〙そっか、よかったー
(カホ)みたいなことがあったのー
(ヒナ)え!よかったじゃん
(カホ)うんうん。それでねマナトくんと住んでる場所近いじゃん?
(ヒナ)うんうん
(カホ)だから、一緒に帰ったのー
(ヒナ)えー!スゴイ進展だねよかったじゃん
(ミナト)茅野!二宮!俺面白いゲーム思いついたんだけど
(ヒナ)おー阿部、急にどうした
(ミナト)こうやって親指出していっせーのーせであげたりするやつ名付けてフィンガーアッパー
(カホ)ミナトくんミナトくんもうそのゲーム存在してるよ
(ミナト)え、そうなの?
(ヒナ)うんw指スマって言うんだよ
(カホ)え、いっせーのーせじゃないの?
_3人が笑い出す_
(ヒナ)じゃあこれからはフィンガーアッパーって呼ぼうよ
(カホ)そうだねw
(ミナト)じゃあフィンガーアッパーやろうぜ!
(ヒナ・カホ)うん
(ミナト)あ、井口ー井口も一緒にやろうぜ
(マオ)え、私?いいの?
(カホ)うん
(ヒナ)ほらマオちゃんもこっち来なよ
(マオ)うん
_これで私達4人は仲良くなった_
_数ヶ月経ったある日_
(ミナト)ちょっとちょっと茅野!
(ヒナ)阿部?w何何?
(ミナト)俺さマオのことが好きなんだけどさ
(ヒナ)えーーー!
(ミナト)シー声でかい
(ヒナ)ごめんごめん。それでそれで?
(ミナト)マオの好きな人聞き出してほしいんだけど、
(ヒナ)おー分かった!頑張ってみる
(ミナト)ありがと

(ヒナ)カホーあのね阿部くんがね…
(カホ)えー分かった分かった協力しよう!
_休み時間_
(ヒナ)ねえ、マオマオ
(マオ)ん?
(ヒナ)マオって好きな子とかいるの?
(マオ)…うん、いるよ
(カホ)やっぱりー
(ヒナ)誰なの?
(マオ)えーちょっと言うの恥ずかしいな、
(カホ)大丈夫大丈夫言いふらさないから
(マオ)西川くん
(ヒナ)え、?
(マオ)私、西川くんが好きなの
(カホ)あー
(ヒナ)西川まあまあイケメンだしね
(マオ)うん
(ヒナ)そかそか、教えてくれてありがとね
_放課後_
〈マオの好きな人西川か。阿部になんて言えばいいだろ…あーあもう疲れたー。カホは体育係だっけ、待っとこー〉
_2組をチラッと見る_
〈あ、仲井だ、話しかけよう〉
(ヒナ)仲井!
(アユム)おー
(ヒナ)誰か待ってるの?
(アユム)うん。マナトが体育係だからさ
(ヒナ)そうなんだ。私もカホが体育係だから待ってるの
(アユム)そかそか
(アユム)茅野
(ヒナ)ん?
(アユム)お前なんか悩んでんのか?
(ヒナ)え、なんで分かるの
(アユム)誰でも分かるわ
(ヒナ)え、
(アユム)顔暗すぎw
(ヒナ)え、そんなに?
(アユム)俺に話せば?ちょっとはスッキリするだろ?
(ヒナ)あのね、友達の事なんだけどその子に好きな人がいるんだけど、その好きな人は他の人のことが好きなの。これって本人に言っていいのかな?
(アユム)うーん難しいな
(ヒナ)でしょ
(アユム)それは茅野本人の事じゃないよな?
(ヒナ)当たり前でしょ。何言ってんのよw 
(アユム)ごめんごめんw
(アユム)でもその友達は茅野に嘘つかれたら嫌だと思うけどな、
(ヒナ)そうだよね、ありがと
(アユム)おう、
(アユム)でも友達のことでそんな悩めるっスゴイね
(ヒナ)そう?
(アユム)うん、茅野のそういうとこ良いと思う
(ヒナ)え、あ、ありがとう
(アユム)だから好きなんだ、
(ヒナ)え、
(アユム)茅野のこと

次回に続く…

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