生まれ変わっても名探偵 舞台

近未来英国。人間の転生は現実のものと認識され、前世の記憶を持った人間は「ソウルキャリア」と呼ばれる特異人種として福祉施設、ネオ・ベドラムに収容されていた。 ネオ・ベドラムの警備兵、ジョン・H・ワトスンもまた、転生した「ソウルキャリア」だった。彼は「世話役」を任されたソウルキャリアの令嬢、アイリーン・アドラーに片想いしながらも、前世からの親友、探偵シャーロック・ホームズの転生を待ち望んでいた。そんな時、ネオ・ベドラムにひとりの男がやって来て─。
モリアーティ 9 0 0 11/14
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第一稿

登場人物
ナレーター
シャーロック・ホームズ 英国の顧問探偵
ジェームズ・モリアーティ ホームズの宿敵。

ナレーション「英国がまだヴィクトリア朝時代だった頃。スイス、ラ ...続きを読む
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登場人物
ナレーター
シャーロック・ホームズ 英国の顧問探偵
ジェームズ・モリアーティ ホームズの宿敵。

ナレーション「英国がまだヴィクトリア朝時代だった頃。スイス、ライヘンバッハの滝にて」
スイス、ライヘンバッハの滝に放り込まれたホームズ。勢いよく水面から顔を挙げる。
ホームズ「どこにいる」
陸に上がり、先ほどまで戦い続けていた宿敵。ジェームズ・モリアーティ教授を探すホームズ。そんな彼の前から、モリアーティ登場。
モリアーティ「生きていたのか、おまえはつい溺死したものかと」
モリアーティは、彼もまたずぶ濡れであったがどこか勝ち誇ったかのような口調で言う。
ホームズ「あんたこそ」
モリアーティ「いつもいつも、正義を語る者だけが生き残るとは限らん」
ホームズ『(心中で呟く)すまない、ワトスン。きみや、ロンドンで待っているアイリーンに悲しい思いをさせてしまったね。だが、わたしはこうして生きている』
何としてでも、わたしは生きて戻る。決断するホームズ。
そんなホームズに、嘲笑するように笑うモリアーティ。
モリアーティ「この戦いはわたしの勝ち、ということだ、ホームズ」
ホームズ「あんたとの戦いを、これで終わらせるつもりなどわたしにはないよ」
ホームズ、宣戦布告のように言い放つ。
ホームズ「あんたが生きている限り、わたしは生きて、あんたを追い続ける。あんたを滅ぼすまで、わたしは生き抜いて見せるよ」

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