1.複々線の地下鉄のホーム
電車のドアの窓越しにカラフルな服装の
数人の男女が立っているホームが見える。
電車のドアが開き、数人の男女の真ん中
に黒いスーツ姿にミラーサングラスの男
が見える。誰一人として乗らずドアが閉まる。
2.アンティークな部屋
古びた木の机の上に砂時計があり、赤い
砂が上から下に落ちている。
下に落ちた砂の山がアップになる。
3.砂丘が幾重にも続く砂漠
砂漠には枯れた木があり、その近くに青々した
新芽が伸びている。新芽に水滴が落ちる。
4.高架線のホーム
背景に高層ビルの街が見える。
電車のドアの窓越しに地味な服装の数人の
男性が立っているホームが見える。電車の
ドアが開き、数人の男 性の真ん中に白
いスーツ姿の青いガラスのサングラスの男
が見える。誰一人として乗らずにドアが閉まる。
5.アンティークな部屋
古びた木の机の上に砂時計があり、赤い砂
が上から下に落ちている。
下に落ちた砂の山が少し大きくなっている。
その砂山がアップになる。
6.山深い渓谷を流れる川
一枚の青々した葉が流れている。しばらく進む
と、大量の枯れ葉が川に落ちてくる。その中に
ポツンと青々した葉がある。
7.無人駅のホーム
背景に海が見える。
電車のドアの窓越しに地味な服装の数人の女性
が立っているホームが見える。電車のドアが開き、
数人の女性の真ん中に白いスーツ姿の青いガラス
のサングラスの男が立ち、その一団が電車に乗り
込んでくる。
8.アンティークな部屋
古びた木の机の上から砂時計が落ち、床に落ちて
ガラスが砕け散り、赤い砂が散らばる。
そこで画像が一旦止まり、赤い砂が中央な集まり、
砕けたガラスが元に戻り、砂時計が上に上がり机
の上に立つ。
9.草原地帯
真っ直ぐに敷かれた線路を電車が走る。電車の走
る先は光に満ちているが、その光がどんどん明る
くなる。
10.高層ビル立ち並ぶ街
ビルがどんどん古びていき、壁がはらはらと落ち
始める。その隣のビルは崩れ始め、その隣のビル
も連鎖して崩れていく。
11.街の上空
黒っぽい雲が次々通り過ぎていく。
12.瓦礫の町
黒いスーツ姿にミラーサングラスの男が表れ、
フラッシュがたかれると横並びに複製が20人並ぶ。
13.アンティークな部屋
古びた木の机の上から砂時計が落ち、床に落ちて
ガラスが砕け散り、赤い砂が散らばる。
そこで画像が一旦止まり、赤い砂が中央な集まり、
砕けたガラスが元に戻り、砂時計が上に上がり机
の上に立つ。
14.瓦礫の町
白いスーツ姿の青いガラスのサングラスの男が表
れ、フラッシュがたかれると横並びに複製が20人並ぶ。
15.電車の窓越しに見える景色
砂漠と草原が目まぐるしく入れ替わり、徐々に星空
になる。
16.瓦礫の町
ミラーサングラスの男の集団と青いサングラスの男
の集団が入り乱れて、駆け抜けていく。
17.無人駅のホーム
ホームのコンクリートの上をてんとう虫が歩いている。
どんどん画面が引いて行き、上空から景色、最終的
に軌道上から見た地球の姿になる。
18.地球の静止軌道上
宇宙エレベーターのケーブルを、黄色と白のツートン
カラーに彩られたモノレールのような乗り物が猛スピ
ード昇ってくる。
19.地球
夜の側一面に電気の明かりが見えるが、徐々にそれが
消えていき、最後の一つになる。
20.最後の一つの明かり
軌道上からどんどんズームアップして、最終的には焚火
を上から見た映像になる。
そこに砂がかけられ焚火が消える。微かな月明りの下、
集積回路の化石が見える。
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